IkedaNoritaka
omotidaisukijp
対話型AIのUIは即時応答を前提とした設計が主流でしたが、近年はウェブ検索や外部ツール操作、成果物の検証・修正を自律的に行うマルチエージェントAIの登場により、数分以上にわたる処理体験が一般化しつつあります。このような非即時性を伴うタスクにおいて、実行プロセスをどのように可視化するかは、ユーザーの作業効率を大きく左右します。
登壇者のチームでは、コーディングエージェントや近年のAIプロダクトを参考にしながら、マルチエージェントの実行プロセス表現を設計パターンとして整理・検証してきました。その結果、長時間処理であってもユースケースによって適切な表現手法は大きく異なることが明らかになりました。
本セッションでは、ストリーミング表示、中間成果物の即時確認、バックグラウンド実行と通知、エージェント単位の進行状況可視化といったパターンを紹介するとともに、それらの中からどの手法をどのような判断軸で選択し、実際のプロダクトへ適用してきたのかを解説します。パターンを銀の弾丸とせず、実装と検証を通じて設計判断を積み重ねてきた実践知を共有します。