フロントエンド・PHPカンファレンス北海道2026
トーク(15分)

工数見積りは対話を通して「既知」と「未知」に線を引く行為である

ici_mici ナカミチ ici_mici
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工数見積りは実に難しい。というか精緻な見積りは不可能だ。そして、求めていない。

見積りに重要なのは対話だ。
対話を通して既知と未知をわける行為が本質だと考えている。

本セッションでは、私たちのチームが実践してきた見積り方法をベースに話をする。
見積もりを「精緻な数字の報告」ではなく、「プロジェクトの不確実性を制御するための共同作業」と捉え直すきっかけを与える。

以下のアウトラインでお届けする

  • 正確な見積りはできないという前提から始める
    • マネージャーは当てずっぽうの数字を信頼してはいけない。また、チームは出した数字に怯えなくてよい
  • 見積りはチームにとって情報共有と学習の場である
    • 知の偏りの検知と知識の共有の役割を果たす
    • 見積りにおける対話がチームとプロダクトを強化する
  • 既知と未知に線を引く
    • 見積れない領域こそが重要である
    • 見積りを通して未知の領域を狭める
  • 見積り結果が開発順位を左右する
    • 未知(不確実性)が高い箇所から手を入れる。初期にリスクを最小化する。安易に作りやすいものに飛び付いてはいけない