プロダクト開発におけるAI活用は、現状コーディングタスクが一般的です。しかしそれ以外の開発タスクにおいても、AIを有効に活用できる可能性があります。
その一例としてユーザービリティテストがあります。
ユーザビリティテストはユーザー体験を改善するために重要ですが、その継続的な実施には多大な時間とコストがかかります。また人間の主観的な評価が求められるため、自動化は困難な領域とされてきました。その一方でAIエージェントを用いてユーザーの行動をシミュレートし、擬似的にユーザビリティテストを行う萌芽的研究が登場しています。
本セッションでは、実際のプロダクト開発現場にAIエージェントによるユーザビリティテストをPoC導入した結果、得られたインサイトを共有します。
また、AIエージェントの活用がユーザー体験の改善に今後どのように貢献できるのか、その課題は何かについても考察します。