本トークでは、WebRTC配信に“わざと通信障害”を起こし検証する技術を紹介します。
WebRTC は JavaScript API を呼ぶだけで、Webブラウザ間でカメラ映像・音声を暗号化し P2P でリアルタイム送受信できる技術です。
私たちの研究では、WebRTCを用いた車載カメラ映像配信を検討しています。実験用のバーチャル都市をUnityで構築し、Unity Render Streamingを用いてUnity内の車載カメラからWebブラウザへのWebRTC配信を実現しました。加えて、Linuxのtcコマンドを用いて任意の帯域制限、遅延、パケットロスを発生させる機能を実装しました。
通信障害による映像の崩れ方、tc制御の課題と対策、複数ストリーム表示の工夫等、リアルな話をお届けします。
「通信障害で映像はどう乱れる?」そんな疑問をお持ちの方、ぜひお聞きください!