フロントエンドカンファレンス北海道2025
レギュラートーク(20分)

HTTPリアルタイム通信再入門:MCPはなぜSSEからStreamable HTTPに変えたのか?

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LLM に外部データを渡したり操作させたりする手段として、Model Context Protocol(MCP)が注目されています。
MCP では当初通信方式として Server-Sent Events (SSE) をサポートしていましたが、3月の仕様改定からは代わりに Streamable HTTP が採用されました。

本セッションではこの仕様変更を出発点に、HTTP ベースのリアルタイム通信の選択肢である

  • WebSocket
  • Streamable HTTP
  • Server-Sent Events
    を整理し、それぞれの仕組みや適切なユースケース、利点・欠点を比較します。

MCP の RFC における議論をヒントに、Web におけるリアルタイム通信をあらためて体系的に理解することを目指します。