自分がジョインしていた会社は、経験の少ないエンジニアに対して高度な技術力を身につけてもらうことを目的としている事業です。そのため、不要な自走を避け、迷わず学べる環境づくりが重視されています。
フロントエンド育成においてデザインは不可欠ですが、エンジニアの独自のデザインは、学習コストもレビュー側のエンジニアの負荷も高く事業として望んでいることではありません。
そこでプロジェクトの成熟度以上にデザインシステムによる内政化に価値を感じ、デザインシステムを先に構築する意思決定を行いました。
今回は事業判断としてデザインシステムに行き着いた背景と、デザインシステムの構築に至るまでの道のりについて共有します。
プロダクトデザインとは異なる、デザインシステムがもたらす具体的なメリットについても実例を交えてお話しします。