フロントエンドカンファレンス北海道2025
レギュラートーク(20分)

Vue.jsで考える、コンポーネント設計におけるトレードオフ

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開発において「適切なコンポーネント設計」とは何でしょうか?

DRY原則に従って重複した実装を避けること?
単一責任の原則に基づいてコンポーネントを厳密に分離すること?
それともコロケーションに倣って関心毎に実装をまとめること?

どれも正しいようで必ずしも絶対的な正解とは言えません。

日々の開発の中で「銀の弾丸」は存在せず、適切な設計は決して簡単ではありません。
一般的に効果的とされる設計思想であっても、何かしらの「トレードオフ」が伴います。

だからこそ、チーム体制やプロダクトの要件、スケジュールなど、様々な要素を踏まえてプロジェクトに適した設計方針を模索する必要があります。

このプロポーザルでは私が直面した設計上の課題や葛藤にどのように向き合ってきたかをケース化し、Vue.jsの実装例とともにお話しします。

事例を通じて、コンポーネント設計に悩む皆さまのヒントになれば幸いです。