リリースしたアプリのクラッシュ事例を追うべく、Crashlyticsなどのサービスを眺めていると、身に覚えのないスタックトレースを見た経験はありませんか? Flutter では release buildの場合には、コードが難読化されバイナリに含まれます。
FlutterはAndroid・iOSをはじめとして多くのプラットフォームで動作させる事ができるフレームワークです。Flutterはどのようにして、多くのプラットフォームをサポートする難読化を実現しているのでしょうか?
このセッションは、大きく2つの要素から構成されます。
1つ目は、難読化されたコードに直面したときのトラブルシューティングに焦点を当てたものです。例えば、難読化されたスタックトレースを読む方法や、flutter symbolize の仕組みやオプションについて紹介します。
2つ目は、Flutter の難読化そのものがどのようにして行われるかについて焦点を当てます。Flutterが難読化を行うステップと各プラットフォームでの実例を紹介しつつどのような難読化が行われるかについて紹介します。