4度のマイグレーションから学ぶ!ローカルDBの運用術 by icoriha

FlutterKaigi 2024
LTセッション

4度のマイグレーションから学ぶ!ローカルDBの運用術

icoriha icoriha icoriha
1

概要

ローカルDBは手軽にアプリのデータを永続化することができるものの、アプリのリリース後、手元を離れ、長期にわたって変更が加えられるその実体を正確に把握し続けることは困難です。
また、アプリの成長や新しいローカルDBパッケージの登場に伴い、使用パッケージを変更したくなることもあるかもしれません。

私は個人で開発しているFlutterアプリケーションをおよそ4年半もの間運用しており、その間にパッケージ変更を伴う2度の大規模マイグレーションを経験しました。
さらに、パッケージ変更を伴わない中規模のマイグレーションも1度経験しており、現在は2度目の中規模マイグレーションに直面しています。

ユーザーの持つデータ実体を正確に把握できていない状態でのマイグレーションがどれほど恐ろしいか、ご想像に難くないかと思われます。
しかし、そのような困難を乗り越える中で、私が得た知見は決してゼロではありません。
本LTでは、3度のマイグレーションを終え4度目に取り組む今、私が考えるFlutterにおけるローカルDBの

  • マイグレーションを軽くする工夫
  • マイグレーションを乗り越える工夫

についてお話しします。

想定視聴者

  • ローカルDBをメインDBとして使用している、または使用を検討している方
  • 勇気をもらいたい個人開発者