Dart言語はFlutterとともにアプリフロントエンドの領域で広く認知されてきました。しかし、バックエンドにおける実践的な活用例はまだまだ少ないのが現状です。
とはいえ、Flutterアプリ向けのBFF(Backend For Frontend)をDartで実装することは、型宣言を共通化することができ、生産性を飛躍的に向上させるアプローチとなり得ます。
本セッションでは、Dartをバックエンド・BFFに採用する背景から、dart_frogというパッケージの特徴と、マルチパッケージ管理ツールであるmelos を利用して、Flutterでのアプリ構築を加速させる過程について深掘りします。更に、実際の案件でdart_frogとmelosを導入していく過程、そしてそれをどのようなプロジェクトに組み込んだのかの経験談を交えながら、Dartバックエンド・BFFとしての魅力と、それを実現する具体的な手法をお伝えます。