抽象モジュール実態特定のアプローチ by robo

FlutterKaigi 2023
レギュラーセッション

抽象モジュール実態特定のアプローチ

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概要

このセッションでは、既存アプリのリプレースから考えさせられた「コード上で抽象モジュール実態を静的特定する実態」について説明します。

説明

Flutterを使った既存 iOS/Android アプリのリプレースは、ブラッシュアップしたシングルコードベースの新規開発です。

これは「何のために何が求められているのか」を洗い出すことのない、安易な「既存アプリの挙動やロジックの踏襲」という開発方針を慎み、
要件の核心を抽象統一化する、iOS/Android UI共通部品と、プラットフォーム依存部が分離された純粋なドメインロジックの開発作業でもあります。

ですが可搬性を保つためプロパティ・フィールドに抽象型を宣言して粗結合にすると、実態が実行時に決定するため、チームメンバーであってもコードを追わないと実態が把握できなくなります。

そこで Flutter や Dart の基本機能や API を使ってコード上で抽象モジュールの実態を静的特定させる実装について、いくつかのパターンを説明します。

想定視聴者

中級開発者
既存アプリの Flutter リプレースを行おうと思っている開発者となるため。