Dartには、dart analyze
というコマンドがあります。これはコードを実行せずに予め決められたルールに反する部分を発見しエラーや警告を出すコマンドで、静的解析という仕組みが利用されています。
また、発表者が所属する10XではサーバサイドもフロントエンドもDartを利用してプロダクトを作っており、たくさんのコードを運用していくうえでいくつかの問題を静的解析を使って解決してきました。
今回は、どのような問題があって静的解析が必要になったのか?から始まり、ライブラリやFlutterアプリの開発で静的解析をどのように活かしているのか、また活かそうとして出てきた課題はなにか、そしてその課題をどう解決したのか、成功したのか失敗したのか、最後に今後やっていきたいことを自分たちの実体験を交えて紹介・解説します。
[対象者]
FlutterやDartに慣れてきた初心者・中級者向け