受託中心で仕事しているWeb制作者が「いずれ自分でプロダクトを」というのをよく聞きます。けれど実際に話を聞いてみると、漠然と作りたいという思いはあっても、Webをバックグラウンドとした自分自身の強みや他社が追随できない戦略から、つくるものをイメージできていることはまずありません。
Webというオープンプラットフォームは、スモールビジネスにとても適しています。特に近年、Capacitor、React Nativeというモダンなクロスプラットフォームが生まれたことにより、Webブラウザ内に留まらないビジネス展開が可能となりました。
BtoCでは25万人以上のユーザ登録がある定番SNS、BtoBではミシュラン掲載店も利用するワイン管理アプリを企画から開発運営まで一貫して行った経験から、Webアプリを起点としたプライベートプロダクト戦略についてお話します。