現代のフロントエンド開発においては、Next.js, Remix, Nuxt.jsなどの包括的なフレームワークを用いるのが主流になっています。これらのフレームワークはルーティング、ビュー、ビルドチェインの機能を提供し、開発プロセスを簡略化し効率化します。
しかし、日経電子版では、これらの主流フレームワークを用いず、様々なライブラリを組み合わせた独自のフレームワーク上で開発を2020年より継続しています。
このトークでは、我々がフレームワークを採用しなかった理由と、その決定が開発に与えた影響を掘り下げます。3年間の運用を経て、フレームワークを利用しなかったことによって生じた課題と、逆に得られた利点を共有します。
聴講者の皆様に主流から外れた技術選定の影響と未来に向けての技術選定についての考察を提供し、フロントエンド開発の技術選定における新たな視点を示すことを目指します。