日付入力フォームはwebアプリケーションで最もありふれたフォームの一つでありながら、国際化の観点では非常に複雑なドメインです。
年月日の順序、月名の表記、カレンダーの開始曜日、グレゴリウス暦以外の暦など、ロケールごとに考慮すべき要素が多く存在します。一方で、サポートする入力パターンを増やすほどパース処理やUIは複雑化し、サービス側のロケールの扱いによっても品質は大きく変わります。
本セッションでは、実際のプロダクトでの国際化対応経験をもとに、ロケールの基本的な考え方、ロケールデータから見る日付表現の多様性、国際化における複雑さの要因を整理した上で、多くのロケールのサポートとフォームの複雑さのバランスをとるためのアプローチと妥協点を紹介します。
国際化を見据えた日付入力フォーム設計のポイントを共有し、webアプリケーションの国際化対応への理解を深めるきっかけを提供することを目指します。