2018年から5年間、フロントエンドエンジニアが不在で保守がほとんど行われていなかったプロダクトのフロントエンドの技術的負債脱却のため、2023年にフロントエンドチームが結成され、負債脱却プロジェクトを進行していくことになりました。
この5年間でフロントエンド技術は大きく変化し、モダンな開発体験やチーム開発の効率化に繋がる多くのプラクティスが一般化しました。しかし、メンテナンスが止まっていたこのプロダクトには、古いツールや設計思想がそのまま残されており、技術面でも運用面でも多くの課題が蓄積されていました。
本セッションでは、現在もなお進行中であるこのプロジェクトについて、私たちが直面した失敗や得られた学びを交えながら、「なぜその選択をしたのか」「どんな工夫で乗り越えたのか」といった意思決定のプロセスも含めて、現場の視点からご紹介できればと思います。