Engineering Management Conference Japan 2026
セッション(20分)

書籍では語られないエンジニアのキャリア事例 ─ 越境が点を線に変える

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セッションのキーメッセージ

エンジニアのキャリアは、怖くても飛び込んだ「越境」も成長ドライバーになる

概要

エンジニアとしてキャリアを始めた私は、IC<>EMの行き来、Engineering Officeの立ち上げ、HR 部門への越境と、これまで幾度か「経験したことのない領域」に飛び込む意思決定をしてきました。
どの瞬間も正直に言えば “怖かった”。
「コードを書かなくなるのでは?」「エンジニアとしてのキャリアが途切れるのでは?」──そんな不安は、多くのエンジニアが抱えるものだと思います。

しかし勇気を出して越境するたびに、技術だけでは見えなかった景色が広がり、組織・制度・人事・抽象課題への理解が深まりました。そして気づけば、Engineering → EM → HR → EM という特異なキャリアがあとから一本の線としてつながっていました。

本トークでは、「怖い決断」→「越境」→「失敗と学び」→「再接続」というプロセスを具体例とともに共有します。
エンジニアのキャリアは直線ではなく、点が積み重なって線になる。越境は “キャリアの脱線” ではなく、可能性を増幅させるための道のひとつであることをお伝えします。

Learning Outcomes

  1. エンジニアが越境を“怖い”と感じるのは正常であり、その乗り越え方が存在すること
  2. Engineering ⇄ EM ⇄ Engineering Office(DevEnable)⇄ HR を行き来することで見えてくる、キャリアの“線”のつなぎ方
  3. 技術だけでは捉えきれない “組織・プロセス” のレイヤーに触れることで、エンジニアの視座がどう変わるか
  4. キャリアは直線ではなく、越境の点が後から線につながるという “Connecting the Dots” の考え方

対象となる参加者

  • EM / Tech Lead を目指しているエンジニア
  • 「マネージャーになるのが怖い」と感じている人
  • エンジニアキャリアの方向性に迷っている方
  • 組織運営や抽象課題に挑戦したい / 越境したいエンジニア

あてはまるテーマ

3.Philosophy - EMとしての生き方
5.Challenge - EMの「次の挑戦」
6.Resilience - 失敗と学び、試行錯誤