特定領域から複数領域へ、そのとき何を求められるのか?縦と横、2つの影響力:統合型を目指す大規模な開発組織での実践 by keita tomozawa

Engineering Management Conference Japan 2026
採択
2026/03/04 11:55〜
ホールB
スポンサーセッション

特定領域から複数領域へ、そのとき何を求められるのか?縦と横、2つの影響力:統合型を目指す大規模な開発組織での実践

tomozkit keita tomozawa tomozkit

概要

エンジニアリングマネージャーを担う人にとって、管掌範囲が広がるというイベントは一つの大きなターニングポイントです。またAIの台頭によってマネージャーに限らず一人当たりの担当する範囲も広がる傾向にあります。しかし、管掌範囲が広がるときの「難所」と「乗り越え方」は、必ずしも共有知があるわけではありません。

本セッションでは、freeeの統合型経営プラットフォーム開発(600人規模)において、認証認可、権限管理、インフラ、課金など基盤領域を担当し、徐々に管掌範囲が広がってきた私の実際の経験を通じて、管掌範囲拡大時に求められる2つの役割と、それを実現するための実践知を共有します。

役割1: 縦の影響力(各領域のリード)

必ずしも自身が専門ではない領域も含め、各チームを適切にリードする。ここでは次の「3つの壁」を乗り越える必要があります。

  1. 詳細把握の限界: 全ての領域を詳細に理解しようとすると、自分がボトルネックになる。
  2. 他組織との同調: 調整が「たまに発生するイベント」から「日常的な業務」に変わる。
  3. 信頼構築の難しさ: 専門外の領域のチームから「実情をわかっていない管理の人」と見られる不安。

これらを乗り越える鍵が「焦点の置き方」です。

役割2: 横の影響力(組織横断のムーブメント)

幅広い管掌範囲全体に変化を浸透させる。標準化の推進など、組織横断での変化を実現することが求められます。

これを実現する鍵が「ムーブメントの醸成と胆力」です。

管掌範囲の拡大を、エンジニアとしての影響力を最大化する機会に変えるための実践知をお伝えします。

想定オーディエンス

  • 特定領域から複数領域へ管掌範囲を広げようとしているEM
  • 既に複数チームをマネジメントしているが、壁にぶつかっているEM
  • AI時代における管掌範囲拡大に関心があるEM

Learning Outcome

  • 管掌範囲拡大時に求められる2つの役割(縦と横)を理解できる
  • 3つの壁とその乗り越え方の実践知を獲得できる
  • 焦点の置き方とムーブメント醸成の手法を学べる
  • 管掌範囲の拡大をポジティブに捉えるマインドセットを持ち帰れる