AIが越境を後押しする時代へ モバイルアプリ開発におけるCross Platform Contributionの文化づくり by 上田 雅道

Engineering Management Conference Japan 2026
セッション(20分)

AIが越境を後押しする時代へ モバイルアプリ開発におけるCross Platform Contributionの文化づくり

masamichiueta 上田 雅道 masamichiueta
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概要

AIの進化によって個々のエンジニアが対応できる業務の範囲が拡大していくことが予想されます。
従来のモバイルアプリ開発では、iOSとAndroidそれぞれが独立した専門領域として存在し、エンジニアは自分の専門領域のプラットフォームに対して開発を行うことが一般的でした。しかし、生成AIやLLMの普及により、技術的な学習コストやコード理解の壁が下がり、個々のエンジニアが複数のプラットフォームにまたがって貢献できる時代が訪れています。
本セッションでは、メルペイにおけるCross Platform Contributionの取り組みを通じて、AI時代のエンジニアの新しい役割とキャリアの可能性について紹介します。iOSとAndroidのエンジニアが互いのコードベースに貢献し合う実践事例、AIツールを活用した開発プロセスの変化、そして組織としてその動きを支える仕組みについて掘り下げます。

Learning Outcome(対象の聴衆と、その人たちが得られるもの)

  • AI時代におけるエンジニアスキルの再定義とキャリア設計のヒント
  • iOSとAndroid間の開発を実現するためのAIを活用したプロセス設計・ナレッジ共有の実践例
  • チームや組織としてCross Platform Contributionを推進するための環境・文化づくりの知見