AIでIQが底上げされた結果、メンバーにもリーダーシップとオーナーシップが求められる世界で、組織をどう設計し直すか by ぷーじ

Engineering Management Conference Japan 2026
セッション(40分)

AIでIQが底上げされた結果、メンバーにもリーダーシップとオーナーシップが求められる世界で、組織をどう設計し直すか

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生成AIをはじめとするツールによって、「情報収集」「設計のたたき台づくり」「コードやドキュメントのドラフト作成」といった “IQ型” の仕事は、エンジニア全体で大きく底上げされました。

その一方で、「言われたタスクをこなすだけ」のメンバーは立場が苦しくなり、現場では メンバーレイヤーにもリーダーシップとオーナーシップが求められる場面 が確実に増えています。

私は、PdM・デザイナー・エンジニア・QAを合わせて約50名規模の組織でEMを務めた後、現在は PdM兼デザイナー5名+エンジニア9名の小さな開発組織で、プロダクトエンジニア・技術広報・エンジニア採用を兼務 しています。

本セッションでは、この状況に対して、次のようなトピックを扱います。

  • 小さな開発組織で、メンバーにもリーダーシップとオーナーシップを求める前提で、役割・期待値・アーキテクチャをどう見直しているか

  • 元EMとしての反省も含め、「全部自分で決める」から、メンバーの感情と意思決定を支え、リーダーシップを引き出す関わり方にどうシフトしているか

  • 技術広報・採用の現場から見えてきた、“AI時代に活躍するメンバー像” と、それを組織としてどう育てていくか


    Learning Outcome

    対象となる聴衆

  • AIや開発支援ツールの導入が進む中で、メンバーにももっと主体的に動いてほしいが、どう期待値を伝え・支えればよいか悩んでいる EM/リーダー

  • 小〜中規模の開発組織で、EMが全部抱え込むスタイルから、メンバーにもリーダーシップとオーナーシップを広げていきたい と考えている方

    その人たちが得られるもの

  • AIによって “IQ 仕事” のハードルが下がった世界で、メンバーにもリーダーシップとオーナーシップが求められる理由と、その前提で役割・期待値・組織構造を見直すための視点

  • 小さな開発組織で、メンバーに丸投げせず、かといって EM が抱え込みすぎないために、1on1・チームミーティング・評価・採用・技術広報を「リーダーシップを育てる場」として活用する具体的なヒント