CSMのLearning Objectivesを手がかりにエンジニアリングマネージャーの学習を考える by だいくしー

Engineering Management Conference Japan 2026
セッション(40分)

CSMのLearning Objectivesを手がかりにエンジニアリングマネージャーの学習を考える

daiksy だいくしー daiksy
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今年、自分の仕事のひとつとして社内のエンジニアリングマネージャーのキャリアラダーを整えました。その結果をまとめたものをDevelopers Summit 2025 KANSAIで発表しました。

https://speakerdeck.com/daiksy/developers-summit-2025-kansai

この発表の最後に、私見として「多岐に渡るエンジニアリングマネージャーの知識を学ぶのは難しいが、スクラムマスターとしての学習が入口として適している」と提案しました。

このセッションでは、それをさらに深堀りします。

Scrum Allianceのスクラムマスターに関する3つの資格、CSM, A-CSM, CSP-SMのLearning Objectivesと、エンジニアリングマネージャーとして一般的に期待される仕事や役割を整理することで、エンジニアリングマネージャーのスキル習得のてがかりとして、スクラムマスターのための学習項目が効果的に使えることを考えていきます。

スクラムマスターの学習目標は、基礎的な知識(CSM)から応用的な実践(A-CSM)を経て、組織全体への影響力(CSP-SM)へと段階的に提供されおり、EMが成功するために必要な主要な領域を網羅しているため、学習のてがかりとして適している考えます。