高波顕二郎
kenjirotakanami
【概要】
競合との商談が激化し機能要望への即対応が求められる中、「営業が”○ヶ月後にはリリース予定です”と自信を持って言える状態」を実現するため、即応性を重視した新チームを立ち上げました。
このチームでは、プロダクトマネージャー・デザイナー・フロントエンド技術者・若手エンジニアを加えたスクラム体制を採用し、製品企画と並走しながら商談要件をクイックに実現していく開発を進めました。
特に、安定期に入っていた担当サービスでは前例がなかった「フロントとバックの分離構成」を、小規模な新UX案件を通して試すというアプローチを取り、開発生産性とスピードを両立しました。
結果として、営業現場での勝率向上や、エンジニアの顧客理解の深化といった“定性的な変化”が生まれています。
本セッションでは、安定期プロダクトにおけるアジリティの再獲得を目指した構造変革の実践を、判断・設計・チーム運営の観点から具体的に共有します。
【Learning Outcome】
・ 営業・開発・PMが並走する「即応型スクラム」を設計するポイントを学ぶ
・ 安定期プロダクトでも構造改革を小さく試す“安全な実験方法”を理解する
・ チームの速度を上げるためのUX・フロント分離・AI活用の現実的な進め方を掴む
■想定聴衆
既存事業のEM・開発マネージャー/安定期SaaSの再加速を模索するリーダー層