事業フェーズとリーダーシップの変化 : 組織が成長する過程で求められるマネジメントの変化対応力 by 要 徳幸

Engineering Management Conference Japan 2026
セッション(20分)

事業フェーズとリーダーシップの変化 : 組織が成長する過程で求められるマネジメントの変化対応力

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概要

組織やプロダクトは、創業期(0→1)、成長期(1→10)、成熟期(10→100)、再構築期といったライフサイクル(フェーズ)を経て進化します。本セッションでは、なぜフェーズが変わるとリーダーシップも変化するのか、具体的にどのように自ら/チームが変化に対応すべきかを掘り下げます。

具体的には以下を扱います

  • 各フェーズにおける組織目的・リーダー像・主導スタイルの典型パターン
  • フェーズが進む中でリーダー・マネージャーが陥りやすい“思考のズレ”とその回避策
  • メンバー/リーダー双方において「今、自分はこのフェーズにいる」と見定め、振る舞いを変えるためのヒント
  • リーダーにとってだけでなく、フォロワー・メンバーとして組織の文脈を読み、自分の立ち回りを最適化する視点

このように、“フェーズを起点としたリーダーシップの再定義”を通じて、組織成長の流れを意識したマネジメント/フォロワーシップを紹介します。

Learning Outcome

対象となる聴衆

  • エンジニアリングマネージャー、テックリード、プロダクトマネージャーなど、組織/チームの管理・運営に関わる方
  • 成長フェーズあるいはスケール段階にある組織に所属し、マネジメントスタイル/チーム運営を見直したい方
  • リーダーではないが、チーム文脈を理解してより主体的に動きたいメンバーの方

得られるもの

  • 自社/自チームが「今どのフェーズ」にあるかを客観的に判断するためのフレームワーク
  • 各フェーズで有効なリーダーシップ/マネジメントのアプローチと、その根拠
  • フェーズに合っていない振る舞いを“ズレ”として捉え、改善のヒントが得られる
  • メンバー視点で「フェーズを理解し、どう振る舞うか」の考え方を手にすることで、フォロワーシップを強化できる
  • 組織の成長段階に応じたチーム運営・マネジメント設計を、自チームに適用するための示唆