山本裕太
YtYmmt
▼概要
マネジメントの任命と育成が分断されがちな状況に対して、キャリアラダーを軸に両者を一体化する取り組みを紹介します。
こんな課題はないでしょうか?:
・任命判断が担当者の主観に寄り、ブラックボックス化している
・個人目標が「ロードマップ達成」だけになり、本人の内的報酬やキャリアを支えられていない
・組織のマネジメント力の強み・弱みが把握できず、任命可能ラインや育成の重点が曖昧になっている
こうした課題は、多くの場合「共通の基準がないこと」「育成・任命・評価がバラバラに運用されていること」が原因です。
話すこと:
本セッションでは、私の組織で実際に運用しているキャリアラダーを題材に、「任命基準の明確化 → 本人との目線合わせ → 育成プラン化 → 個人目標への落とし込み → 組織全体のマネジメント力の可視化」という一連の流れを紹介します。
具体的には次のような内容を扱います。
・マネジメント職に設定したキャリアラダーの構造
・役職ごとの役割と必要スキルをどのように定義し、任命基準として運用しているか
・ラダーを使った役職への客観的な任命判断と、本人の育成ポイントの可視化をどのようにしているか
・ラダーをベースにしたスキル評価によって、組織全体のマネジメントスキルの強み/弱みをどう把握しているか
▼Learning Outcome(対象の聴衆と、その人たちが得られるもの)
・キャリアラダーを作るだけで終わらせないための具体的な運用イメージ
・任命・育成・個人目標をラダーを軸につなぐ方法
・組織全体のマネジメント能力を可視化し、「育成すべきポイント」が評価する方法