Yuto Matsuki
yuzame9
EMになった当初、過去の経験からマネージャーという役割に対してネガティブなイメージを持つ一方で、
良いプロダクトには技術環境だけでなく組織についても考える必要があることも理解していました。
ならば、自分が楽しめるマネジメントの捉え方を獲得すれば良い。
「全員探究・全員ファシリテーター」という組織文化を持つMIMIGURIでは、
日々の組織開発や、半期ごとのリフレクションレポートと相互フィードバックを通じて、
自分のこだわりやとらわれについて深く内省する機会があります。
その中で私は、ルール設計者の視点や、より広いシステムをつくる視点を獲得し、
EMという役割が自身のこだわりや好奇心と接続して見えるようになりました。
チームのマネジメントでは、ルールデザインを通じてメンバーが力を発揮しやすい環境をつくる。
プロダクトのマネジメントでは、「誰かのhowは誰かのwhyかもしれない」という視点を持つ。
共通のWhyを掲げるだけでは機能的な関係性を強化してしまう。
ビジネス価値・ユーザー価値・個人の意味づけを両立させることで、
個々が持つWhyをプロダクトに活かすことを目指す。
このトークでは、モヤモヤを感じつつ知識を取り入れて実践する中で、
深いリフレクションを通じて自分が楽しめるマネジメント観を獲得するまでの
実践を、リフレクションやルールデザインといった
具体的な仕組みとともに共有します。