Mizuki Furusawa
furuwasa
EM1年目の私は、「メンバーを守らなければ」という意識が強く、自分で多くを抱え込み、PMや事業、経営との接点を弱めてしまう場面がありました。技術戦略ロードマップは思うように進まず、任せ方の設計も曖昧で、振り返ると初期EMがつまずきやすいポイントにそのままはまっていたと感じます。
そこで気づいたのは、EMは「自分が頑張る役割」ではなく「組織全体の成果を最大化するための土台を整える役割」だということでした。目的・期間・期待値を明確に伝えること、PMや事業側の意図を技術メンバーが判断しやすい形に翻訳することなど、働き方の枠組みを丁寧に整えていくことで、チームの主体性は確実に高まりました。
本セッションでは、1年目のしくじりを振り返りつつ、当時の自分に伝えたい「今ならこう動く」というポイントを具体例とともに紹介します。
Learning Outcome
・EM1年目によく起きるつまずきを理解し、自分の状況を整理するヒントを提供します
・任せ方、期待値設計、PM/事業との翻訳など、チームを前に進めるための具体的な方法を提供します
・完璧でなくても試行錯誤しながら組織成果を高めていけるという実感をもたらし、初期EMの不安を軽くする視点を提供します