エンジニア組織全体で取り組むDX改善:現場とマネジメントが連携した生産性向上への挑戦 by ntk1000

Engineering Management Conference Japan 2026
セッション(20分)

エンジニア組織全体で取り組むDX改善:現場とマネジメントが連携した生産性向上への挑戦

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概要

開発者体験(DevEx)の改善は、組織の生産性向上に直結する重要な取り組みです。
しかし、現場の声を拾うボトムアップだけでも、経営層からのトップダウンだけでも、持続しません。
本セッションでは、DX(getDX)を活用した四半期ごとのSurvey(参加率ほぼ100%)を基盤に、エンジニア組織全体で取り組む改善サイクルの構築に挑戦している実践例を紹介します。

  • 参加率ほぼ100%の重要性: 一部のエンジニアだけでなく、組織全体を巻き込むことで、改善プロセスを定着させ、文化として根付かせる
  • 現場からの改善: IC→EMによるチームレベルでの課題特定と改善(一部チームでDeep Workスコア+12〜+13ポイント改善)
  • マネジメント層による構造改革: VPoE→Dir/MoM→EMによる組織横断的な構造的課題への対応

一部で成功事例は生まれたものの、全社としての改善はまだ道半ば。
「改善サイクルの定着」と「文化づくり」にフォーカスし、持続的な生産性向上につなげることを目指しています。
データ、成功事例、失敗談、そして試行錯誤の生の姿を率直に共有します。

Learning Outcome

対象:

  • DevEx改善を通じた生産性向上に取り組みたい方
  • 現場とマネジメント層の連携に悩む方
  • 改善サイクルを組織の文化として定着させたい方
  • データドリブンな生産性向上の仕組みづくりに関心のある方

得られるもの:

  • 組織全体を巻き込むDX改善: ほぼ100%参加率を実現する仕組みづくり
  • 現場とマネジメント層の連携設計: 現場からの改善(IC→EM→Org)とマネジメント層の構造改革(VPoE→Dir/MoM→EM)を連携させる仕組み
  • 生産性向上への道筋: DevEx改善が生産性向上にどうつながるか
  • 改善事例: 一部チームでの改善事例と、その成功要因、構造的課題への向き合い方
  • 横展開の難しさ: 成功パターンが他チームに広がらない理由と、その対処への挑戦
  • 文化づくりの実践: 一時的な取り組みで終わらせず、持続的な生産性向上につながる改善サイクルの定着アプローチ
  • 現在進行形の課題: 全社展開への道半ばの状況と、今後の挑戦