キャッチコピー: バイブコーディングが教えてくれないこと 〜なぜ私はReact Hook Formに“育てられた”のか〜
ターゲット: AIコーディングに慣れ始めた若手・中堅エンジニア、技術選定を行うテックリード
(導入)昨今の開発はAIアシスタントの登場で劇的に変化した。「バイブコーディング」でそれなりの実装が瞬時に手に入る。
(過去)しかし、私(発表者)が学んだ時代は違った。特にフロントエンドは「正解」がなく、React Hook FormやFullCalendarのような複雑なライブラリを、文字通り「片っ端から試し」ながら使い倒す必要があった。
(対比)この「使い倒す」泥臭い経験は、単にライブラリの使い方を覚えるだけでなく、「なぜこのAPI設計なのか」「状態管理のどのパターンが最適か」といった実装の裏にある『Why』を深く理解するプロセスだった。
(問い)AIが最適なコードを提示してくれる今、この「苦しみながら使い倒す」経験は不要になったのか? AIが提示するコードの「意味」を真に理解できているか?
(結論)「使い倒した」経験こそが、AIの出力を鵜呑みにせず、より良い設計を判断・選択できるエンジニアの「幹」となる。バイブコーディングの時代だからこそ、意識的に「使い倒す」経験が重要である。