IoTサービスの問い合わせ対応をやってくれるmulti-agent system をBedrockでつくってみた by takao2704

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IoTサービスの問い合わせ対応をやってくれるmulti-agent system をBedrockでつくってみた

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RAGだけでは解決できないIoTサービスに関する問い合わせに対応するため、Bedrockのmulti-agentで“行動するAIサポート担当”をつくってみた話です。

IoTサービスの運用では「通信が切れた」「データが届かない」といった問い合わせが日常的に発生します。原因はデバイス設定/通信回線/クラウド構成など多岐にわたり、担当者はドキュメントを参照しつつAPIで現状を確認して総合的に判断します。本セッションでは、この“調べて→判断して→提案する”プロセスを支援するために、Amazon Bedrock上で動作するマルチエージェント構成を試作した知見を紹介します。

「通信が切れた」などのケースで、一般的な確認手順と実ステータスの両面から原因候補と対応を導く流れを解説します。エージェント間のコンテキスト共有、RAG結果とAPIレスポンスの整合、失敗時のハンドリングなど、設計と運用での工夫も共有します。

最終的には、自分が日常的に行っている問い合わせ対応をどこまでAIに任せられるかを評価しました。