AWS Step Functionsによる「Lambdaレスアーキテクチャ」を導入して学んだ、ノーコードツールの恩恵と課題 by Masaki Suzuki

BuriKaigi 2026
レギュラー

AWS Step Functionsによる「Lambdaレスアーキテクチャ」を導入して学んだ、ノーコードツールの恩恵と課題

makky12 Masaki Suzuki makky12
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【テーマ】
・ ノーコードツールによるコードレス(=コードを書かない)開発の導入による恩恵・課題など
・ Lambdaレス(=コードレス)アーキテクチャの特徴
※以後「コードレスアーキテクチャ」について「Lambdaレスアーキテクチャ」と記載します。

【想定する参加者層】
・ ノーコードツールやLambdaレスアーキテクチャについて興味を持っている方、知りたい方
・ 業務改善に興味を持っている方、業務改善が課題となっている方
・ AWS Step Functionsについて興味を持っている方、知りたい方(使用経験は必須ではありませんが、経験があるとなお一層理解が深まります)
※ エンジニアである必要は全くありません。非IT部門の方にとっても十分役に立つ内容となっています。

【トーク概要】
私は今年、KDDIグループ約4000人が使用するJira/Confluenceのオンプレ→クラウド移行を実施しました。
そしてその際、業務改善として実施したオペレーションの自動化において、AWS Step FunctionsおよびJira Automationなどノーコードツールによる「Lambdaレスアーキテクチャ」を導入しました。

もともとアプリ開発といえば「コードを書く」ものであり、AIが台頭した現在は「AIにコードを書かせる」という流れになっていますが、やはり現在でも「コードを書く」のが主流だと思います。
しかし近年は運用工数削減や非エンジニアの方でもアプリ開発ができる事、そして「Lambdaレスアーキテクチャ」の普及もあり、AWS Step Functionsのようなノーコードツールによる「コードを書かない」開発を導入するケースも増えています。

はたして「コードを書かない」開発は「コードを書く」開発と比較して何が良いのでしょうか?
そして、何が課題になるのでしょうか?

そこでこのセッションでは、先ほどの業務でのLambdaレスアーキテクチャの導入経験から学んだ
・ Lambdaレスアーキテクチャの特徴
・ ノーコードツールの恩恵と課題
・ AWS Step Functionsを導入する際の注意点・ノウハウ

について、エンジニアおよび非エンジニア、両方の観点からお話ししたいと思います。

【セッションゴール】
・ Lambdaレスアーキテクチャ、ノーコードツールの概要、およびノーコードツール導入によるメリット・注意点をエンジニアと非エンジニア、両方の観点から理解できるようになる
・ AWS Step Functionsを導入する際のノウハウや注意点を理解できる