Masaki Suzuki
makky12
【テーマ】
・ AWS の IAM RoleやIAM Policy、およびAWSにおけるアクセス可否の判定の仕組みなど
【想定する参加者層】
・ AWSを業務・私用問わず触っている方
・ IAM RoleやIAM Policyについて詳しく知りたい方(特にIAM RoleのAssumeRoleやPrincipalなど)
・ アイデンティティベースポリシー、リソースベースポリシーなどポリシーの種類やそれによる最終的なアクセス可否の判定について知りたい方
【トーク概要】
2025年もいろいろなセキュリティ事故がニュースになり、特に2025年後半はサプライチェーン大手企業に対する攻撃により、我々の生活に関係するほどの影響がありました。
このようなセキュリティ事故ですが、「セキュリティ関連の設定不備」が原因となる事例がかなり多いのも事実です。
IPAの「情報セキュリティ10大脅威 2025」でも3位となっていることからも、「セキュリティ関連の設定不備」がどれほど致命的であるかがわかります。
そしてAWSにおいてセキュリティの基本であり、かつ最も重要なもの、それはIAM PolicyとIAM Roleです。
しかし、それだけ重要なIAM PolicyとIAM Roleですが、意外と十分に理解しきれていない、という方もいらっしゃると思います。
特にIAM RoleのAssume RoleやPrincipal、そしてアイデンティティベースポリシー、リソースベースポリシーなどの各種ポリシーが
複雑に絡み合った場合のアクセス許可・拒否判定の挙動がどうなっているかについて、なかなか把握できないという方もいらっしゃると思います。
そこでこのセッションでは、そんなセキュリティ的に最重要項目であるIAM PolicyとIAM Roleについて、
・ IAM PolicyとIAM Roleの基本
・ IAM RoleのAssume RoleやPrincipal
・ 各種ポリシーが複雑に絡み合った場合のアクセス許可・拒否判定のしくみ
についてお話しし、皆さんが携わっているシステムにおいて、思わぬセキュリティ事故が発生することを防ぐためのお役に立てればと思います。
【セッションゴール】
・ IAM PolicyとIAM Roleの基本、およびAssume RoleやPrincipalなどの仕組みを理解できるようになる
・ AWSにおけるアクセス許可・拒否判定のしくみを理解できるようになる