誰が作成しても1つの構造になるモデリング作成技術、Theory of Models⁠ に夢を見る by mokuo

builderscon 2024
採択
2024/08/10 10:40〜
main
40分
中級者向け

誰が作成しても1つの構造になるモデリング作成技術、Theory of Models⁠ に夢を見る

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Webアプリケーションを開発・運用していく中で、1つのテーブルに日時カラムが増えていったり、巨大なテーブルが爆誕した、という経験はありませんか。また、これがプログラムの複雑さに繋がることもあると思います。このような事態を避けるために、私は、モデリングが重要なのではないかと考えています。

モデリングについては、DDD、sudo モデリング、イベントストーミング、UML図、アンチパターンなど、様々な概念や手法、ツール、書籍などを参考にすることができます。
しかし、モデルやテーブルの単位まで落とし込む際には、メンバーの経験や価値観によって解釈が異なり、意見が合わないこともあるのではないでしょうか。

Theory of Models(TM)は、前身となるT字形ER法を数学基礎論の観点から見直し、再体系化された技術体系です。誰が作成しても同じモデル構造になるように、規則に従ってモデリングするのが特徴です。

銀の弾丸、とまではいかないかもしれませんが、モデリングの指針となり得るものだと、私は考えています。

本セッションでは、2022年に発売された書籍「事業分析・データ設計のためのモデル作成技術入門」の内容をもとに、個人開発で試してみた経験も踏まえて、なるべく噛み砕いてお話ししたいと思います。

対象者

  • モデリングしたが、これで良いか不安になったことがある人
  • モデリングの合意形成で苦労したことがある人
  • モデリングの社内規約をつくりたい人

話す内容

  • Theory of Models(TM) のモデル作成技術
    • 個体指定子(番号やコード、ID など)を使ってモノの集まりをつくる
    • モノをイベントとそれ以外に分けて、並べる
    • ルールに従って、モノとモノとの関係を構成する
    • ...etc
  • 個人開発で実践したフィードバック