みなさん、アプリで本人確認をしたことがありますか?最近では不正対策の一つとして本人確認がいろいろなサービスに組み込まれています。例えばライブのチケットを購入する際に写真のアップロードを求められたり、フリマアプリのようなC2Cサービスで本人確認が必要だったりと、一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
私は2020年から、SmartBankというFintechスタートアップでB/43というプリペイドカードを開発しています。実は日本でプリペイドカードのようなユーザーからお金を預かるサービスを提供する場合、”資金決済法”という法律に準拠する必要があり、その要件の一つとして本人確認が必須となっています。B/43ではアプリを使ってのオンライン本人確認(eKYC)を実装しています。
本人確認には外部サービスも存在する中、我々は0から内製する決断をしました。そしてユーザー向けのアプリ機能の開発から、本人確認業務を行うCS向けの管理画面の開発までを全て内製し、今も運用しています。
本人確認システムでは、身分証の内容や顔写真との一致度チェックをする仕組みを作ったり、数百以上の申請をできるだけ短い日数で確認するなどのオペレーションの生産性が求められます。なぜ内製したのか?本人確認のシステムはどうやったら作れるのか?どのように運用しているのか?などなど、あまり知られてない(と思っている)本人確認システムについてディープな話をしたいと思います。特に自分が実装担当したCS向けの管理画面の開発における工夫点やCSとの協力話などをお伝えしたいです。
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話すこと