ClojureScript (Squint) で React フロントエンド開発 2025 年版 by 馬場 一樹

関数型まつり2025
公募セッション25分

ClojureScript (Squint) で React フロントエンド開発 2025 年版

馬場 一樹
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対象とする聴衆のレベル(該当するレベルを記載してください。)

  • Beginner: 分野の前提知識を必要としない

セッションのテーマ(該当するテーマを記載してください。なければ追加頂いて良いです)

  • ライブラリやフレームワーク
  • Tips
  • 入門

セッションの概要

ClojureScript をベースとした軽量なコンパイラである Squint を用いて React による Web フロントエンド構築のノウハウを発表します。関数型言語で Web フロントエンドを構築してみたい方におすすめの発表です。

Squint は ClojureScript のビルドツールの新星です。ClojureScript の開発環境は時代とともに変化してきました。
もともと ClojureScript は Clojure (Java) 由来のビルドツールを使ってきましたが、 徐々に npm との親和性を求められるようになり、それを高めたツールが登場してきました。
その中でも Squint は npm ライブラリとして使用することができ、 package.json だけで ClojureScript ライクな言語を vite などと組み合わせて気楽にビルドすることができるツールです。

Squint を使うと TypeScript を導入するのと同じくらいの気楽さで ClojureScript を導入でき、 JavaScript 向けのライブラリをそのまま使うことができるので、 ClojureScript の文化を知らなくても開発を始められます。
従来の開発ではどうしても ClojureScript の独自文化を開発者が理解している必要がありましたが、 Squint ではそのハードルは大きく下がります。

今までの JavaScript の資産を気楽に使いつつ、関数型言語のパワフルさを活用する新しい Web フロントエンド開発手法を皆様にお伝えします。