「関数型」の特性から考える「もう怖くないドメインモデリング」のアプローチ by 佐藤 拓人

関数型まつり2025
公募セッション25分
公募セッション

「関数型」の特性から考える「もう怖くないドメインモデリング」のアプローチ

takuuuuuuu777 佐藤 拓人 takuuuuuuu777

対象とする聴衆のレベル

  • Beginner: 分野の前提知識を必要としない

セッションのテーマ

  • Tips
  • 入門

セッションの概要

「関数型」に基づく事象のとらまえ方をすることで、専門性が必要で敷居が高いように思われる「ドメインモデリング」を容易に実現できるアプローチを提案します。

筆者バックグラウンド

「関数型プログラミング」についてまだまだ馴染みがないエンジニアが多いように思いますし、私自身も最近触り始めた程度で、まだまだ詳しくありません。実務では手続型の実装が多く「オブジェクト指向」に基づく思考プロセスでドメインモデリングや / 設計 / 実装をしていました。上手く実装できている手応えもある一方で、ドメインモデリングが「特定の人しかできない」「人によって考え方が大きく変わってしまう」...などスケールが難しい状況となっていました。
そんな中書籍「関数型ドメインモデリング」から、「オブジェクト指向」をベースにするより「関数型」をベースにした思考プロセスの方が、「より直感的で」「複雑なことをせずに実現可能である」...という気づきを得ることができました。その後「関数型」の思考プロセスをベースにした「ドメインモデリング」の実践方法を整理し、チームで実践してきました。

上記の経験を踏まえ「関数型のアプローチの何が優れているのか」「実際にどんなアプローチをしているのか」についてお話しします。