仕様をコードで表現する!TypeScript × Effect-TSの力でGASをより開発しやすい環境へ by 川野 賢一

関数型まつり2025
公募セッション25分
公募セッション

仕様をコードで表現する!TypeScript × Effect-TSの力でGASをより開発しやすい環境へ

川野 賢一
3

対象とする聴衆のレベル(該当するレベルを記載してください。)

  • Beginner: 分野の前提知識を必要としない
  • Intermediate: 分野の基礎知識を持っている

セッションのテーマ(該当するテーマを記載してください。なければ追加頂いて良いです)

  • 導入事例
  • ライブラリやフレームワーク
  • 周辺ツール(ビルドツール、静的解析ツール、エディターなど)
  • Tips

セッションの概要

私は、業務の中で発生するちょっとしたお困りごとを解決するためにGoogle Apps Script (GAS)を使って簡単なツールを作ることがあります。
しかし、簡単なツールであるがゆえに、ドキュメントを残さずに開発を進めてしまいがちで、時間が経つと仕様を忘れてしまいます。(そして忘れたころに改善の要望が降ってくることもしばしば…)

この課題を解決するために、本セッションでは忘れてしまいがちな仕様をコードで表現することをテーマに、TypeScript × Effect-TSを活用したGAS開発で実践したことを紹介します。
(Effect-TSの正式名称はEffectですが概念と区別するためにEffect-TSと表記します。)

このセッションでは、次のような内容をお話しする予定です。

  • GASをTypeScriptで書くメリット(型安全性・可読性・保守性の向上)
  • Effect-TSを活用した設計で、仕様をコードで表現する方法
  • 実際の業務効率化ツールの開発事例
  • 未来の誰かが困らないための設計ポイント

また、本セッションで紹介するTypeScriptとEffect-TSの活用方法は、GASに限らず様々な領域にも応用できるはずです。