Scala の関数型ライブラリを活用した型安全な業務アプリケーション開発 by Tomoki Mizogami

関数型まつり2025
採択
公募セッション25分
公募セッション Beginner 導入事例 ライブラリ/フレームワーク

Scala の関数型ライブラリを活用した型安全な業務アプリケーション開発

taretmch Tomoki Mizogami taretmch
4

対象とする聴衆のレベル

  • Beginner: 分野の前提知識を必要としない

セッションのテーマ

  • 導入事例
  • ライブラリやフレームワーク

セッションの概要

Scala は関数型プログラミングとオブジェクト指向プログラミングのパラダイムを併せ持つ言語です。JVM 上で動作し、Java のエコシステムを活用できるため、業務アプリケーションにも多く採用されています。

本セッションでは、強固な型システムで作られた Scala の関数型ライブラリを活用し、Web アプリケーションを開発する方法を紹介します。業務アプリケーションの実例を交えながら、ドメインモデルやドメインロジック、Web API の型安全な記述方法についてお話します。主に以下の内容を含みます。

  • Refinement Types
  • Opaque Type
  • Union Type
  • Tagless Final

型を活用することで、データの整合性を静的に保証し、エフェクト管理を型安全に実装しながら、疎結合な設計を維持できます。本セッションでは、それらの具体的な適用例や、関数型のアプローチがどのように業務開発に役立つのかを、実践的な観点から解説します。