モノレポ開発の名残からの脱却、マルチプロダクト開発における多様な開発者のニーズに応える使い勝手と堅牢性を追求した認可基盤刷新の過程と工夫 by Takumi Ishii

Platform Engineering Kaigi 2024
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Blueprints(プラットフォームの構想や全体像) プラットフォームエンジニア - Platform Engineer アプリケーション/プロダクト開発者 - Developer ITアーキテクト - Architect プロダクトマネージャー - Product Manager その他 - Other 拡大期(利用者を増やしつつ、課題に直面している) - Growth

モノレポ開発の名残からの脱却、マルチプロダクト開発における多様な開発者のニーズに応える使い勝手と堅牢性を追求した認可基盤刷新の過程と工夫

Takumi Ishii

■スピーカープロフィール (200文字以内) - Biography (Less than 400 letters)□
2022年4月に株式会社プレイドに新卒入社。現在は Developer Experience & Performance Team に所属して認可基盤の刷新に取り組んでいる。開発者体験の向上やインフラの整備に興味がある。

■ トーク概要 (400文字以内) - Abstract (Less than 800 letters)□
プレイドが15年3月から提供する「KARTE」は、Webサイト・アプリのユーザーをリアルタイムに解析・可視化し、顧客理解からパーソナライズ施策までをワンストップで実現するプロダクトです。当初はモノレポで開発していましたが、約9年の時を経て多機能化やマルチプロダクト展開が進み、コードとデータベースは分割され、現在は各プロダクト専任のチームが開発・運用を担っています。
しかし、認可の仕組みだけはモノレポ時代の名残を留めたままで、何らかの変更が全サービスに同期的影響をもたらす、各サービスの技術選定の自由度を下げる、といった問題を抱えていました。私たちは、これらの問題の解消、堅牢性と開発者の使い勝手の向上を目指した新たな認可基盤の構築を進めています。今回は、新認可基盤を含む全体アーキテクチャ、堅牢性と使い勝手双方を考慮した仕様、それらが現在の形に至るまでの意思決定背景や今後の展望などをお話しします。