s平面の左側

左側なので安定してます(制御工学の話は出てきません)

#PHPerKaigi 2020 参加レポート Day 2

PHPerKaigi2020 のロゴ画像

少し日が空きましたが、最終日のレポートです。

phperkaigi.jp

Day 0, Day 1 の参加レポートはこちら。

blog.okashoi.net

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聴講セッション

以下のセッションを聴講しました。 聞きながらのメモ等はツイートに返信していく形で書いています。

ジェネレータで無限を手玉に取る術

ジェネレータに関する体系的な知識を得られました。

マスターデータの管理運用と実装について

マスタデータの管理は多くの開発者が直面する問題でありながら、公開されている知見が少ない(気がしている)ので、こういった発表は助かりました。 特定のひとつ方法ではなく、いろいろな方法を選択肢として備えておき状況によって適切に使い分ける、というアプローチが素晴らしいと思いました。

PHPシステムをコンテナで動かすための取り組みのすべて

Docker を活用していく上での知見・ツール等、興味深い発表でした。 また、コンテナ運用に限らず使えそうなミドルウェア等をいろいろ知れたことも良かったです。

クリーンな実装を目指して

実際の現場のリアルな試行錯誤の様子を聞くことができたのが良かったです。

もしもPHPソースコードが読めたなら...

影 PHP の世界を垣間見ることができました。 折に触れてソースコードにも手を出して見ようと思います。

Webアクセシビリティを支えるための技術

アクセシビリティに関してサーバサイドでもできることがある、ということを教わりました。

Serverless Pattern

"Everything Will Be Serverless." ワクワクする言葉だと思いました。 さまざまなパターン、参考にさせていただきます。

PHPer Code Golf by pixiv 解説

なんと Code Golf の解答ではなく、Code Golf システムの実装の解説でした。 PSR の interface を使って自前で実装してみる、というのは一回やってみたいと思いました。

セッション以外の参加コンテンツ

Day 2 も引き続き IRT やアンカンファレンス等の、セッション以外のコンテンツにも参加しました。

アンカンファンレンスではういろう(@nyamucoro)さんと、誰でも飛び入り参加できる LT 会を開催したりもしました。

突発の開催に関わらず、すぐに LT 待ちの列ができるほどに人が集まったので感謝です。 ただ、時間が足りずに発表できなかった方がいたのは残念でした。

ちなみに Day 1 では 5 位に食い込んでいた PHPer チャレンジですが、Day 2 はセッションを聞いていることが多く、あまりトークンを探せず。 終わってみれば 9 位という結果でした。

感想

クロージングで、長谷川さんから以下の言葉を引用してのお話がありました。

We are community.

.

Please stay connected with us.

この話、実は去年 PHPerKaigi のクロージングでも同じ内容が話されています。 去年、これを聞いた私は感銘を受け "connected" であろうと思ったのでした。

1 年の時を経て、そのときの気持ちを思い出して感慨に耽ることができました。

私は PHPerKaigi が大好きです。

主催者のカンファレンスへの想いをきちんと表現してくれていて、PHPerKaigi をどんな場にしたいかというメッセージを全力で伝えてきてくれます。 そして「双方向コミュニケーション」を大切にしているし、それをしやすくるための仕組みをきちんと、丁寧に用意してくれている。 単なる技術に関する知見の共有にとどまらない、人と人のつながる場所、同窓会のような空間、それが他のカンファレンスにはない PHPerKaigi の特色だと思いました。

PHPerKaigi は今年も最高のカンファレンス体験を提供してくれてました。

前夜祭を含め 3 日間のカンファレンスを準備、運営してくださったスタッフの皆さんありがとうございました! また来年も PHPerKaigi に参加できることを楽しみにしています。

余談

関西・福岡の PHP カンファレンスの CfP が始まっているということで、次に何か話せるかを考えなくては......。