PHPerkaigiイベントレポート(LTで登壇もしました)

こんにちは。エンジニアの@yamotukiこと鈴木です。 昨日、PHPerのためのカンファレンス PHPerKaigi2020 に参加してきました。

phperkaigi.jp

私もLTのスピーカーとして登壇させていただきました。

他の日は残念ながら都合がつかず、最終日のday 2 昼頃から参加させていただきました。

聞いたセッションについて

全部ちゃんと感想書くと長くなってしまうので、特に印象に残った内容だけ書いておきます。

クリーンな実装を目指して by Hamee株式会社

ランチ提供のHamee株式会社さんによるランチセッションでした。

印象に残っている話(うろ覚えのやつ) => 色々なシチュエーションで出てくる商品の画像更新処理について。同じような情報を触るのに、更新の入り口が複数あって保守が大変なことになっていた。それを「画像差し替え」集約ルートを導入することにより整理。
まず関連する処理についてドメイン的な文脈で集めてきて、流れを整えてレガシー改善していくとっかかりにしているのだなと受け取りました。

懇親会で登壇者のお二人とお話しさせていただいて印象に残っていること => 「ランチセッションだからみんなもぐもぐしててそんな聞いてないから気軽に発表して、と20分枠だったが、みんな食べ終わってガチで聞いてた。大変だった。」
新卒2年目のお二人にとっては大変だったと思いますが、お疲れ様でした。

ぼっちからはじめるレガシーカルチャー改善ガイド 〜はじめの一歩編〜 by blue_goheimochi

レガシー文化の中にあるレガシーコード。まず仲間を集めて文化から変えていこうというセッション。
青ごへいもちさんが根気よく周りを巻き込んでいたのがよくわかりました。めっちゃ人格者。

一方で、Q&Aで出た"どうしても変わらない人相手にどうしたらいいですか?"みたいな話の流れで「そいつはドアではない。壁だ。」との発言で爆笑を誘っていたのが印象的でした。 ほとんどの人はドアなので根気よく長い時間をかけて当たっていくのも良いものなのだなあと思わせてくれる話でした。

PHP未経験者を育てる独自フレームワークの作り方 by kanbo0605

新人研修の一環として、フルスタックフレームワークを使わずに、自分で素のPHPを使ってフレームワークを書いてみることによりレベルアップさせられるよ、というお話。

多少誇張だとは思いますが 新人「CSRSトークンとかいうのでエラーになっていたので消しておきました!」 とか極端な話で笑いをとっていたのが、真似をしてみたいと思うセッションでした。

オレオレフレームワークを作ると成長できるという話は他でもちらほら聞くので、私もいつかやってみたい。

RFCの歩き方 by YKanoh65

RFCはとっつきにくいけど、構成さえわかってしまえば案外読めるのだよ、というお話。

特にRFCの概要部分は、それを書く人向け資料に "ここはよく読まれるところだから気合いを入れて書くように" と書かれているらしい。私も気合いを入れて読もうと思いました。
あとは status の部分が大事だというところで、"status: implemented" だったら次のバージョンで確実に入るものだから特に自分に関連があるとか、新しい視点をもらいました。

発表の残り時間を逆手に取った笑いを取る手法は必見です。

発表した内容について

発表の様子

資料 speakerdeck.com

LeetCodeという世界の企業のコーディング面接の過去問をWeb上で解けるサイトがあります。 このサイトで100問題解いてみたよ、という内容になります。 多くの問題をPHPで解いて言語実装や速度改善の方法を学んでいるので、PHPerKaigiで話すにはぴったりかなと思って応募しました。

社会人になって初めての会社外での登壇でしたが、申し込みをした時に想定していた10倍くらい聞いてくださる人がいて、大変緊張しました。(LTなので小さい会場かな?とかなんとなく思っていました)

発表の前のラウンドテーブルでたまたま ytake さんと初めましての挨拶をさせていただく機会がありました。 その時に”発表の秘訣を教えてください”と質問したところ「発表で3回笑いが取れたら成功だと思うよ」と言っていたのが印象に残っています。 残念ながら1.5笑いくらいしか取れなかったので、次回はもっとみんなが聴きたくなるような発表を心がけたいと思います。

謝辞

良いコミュニケーションと気づきの場を与えてくれたPHPerKaigiのスタッフのみなさま、ありがとうございました! また、会場で話しかけた時にオープンマインドで受け入れてくれた参加者のみなさま、ありがとうございました。今後もPHP関連カンファレンスで会うことも多いかと思いますが、その時はよろしくお願いします。