Visual Regression Test(VRT)とは変更前と変更後のコードで対象画面のスナップショットを比較することで、発生したUIの差分を検知し、見た目のリグレッションが発生していないかを検証するフロントエンドのテスト手法の一種です。
一方で、VRTは強力なリグレッションテストツールでありながら、Flakyで壊れやすく、継続的な実行が難しい側面もあります。
本トークでは、チーム開発でVRTを行う過程で問題となることや、継続的にVRTを運用する方法について実体験をもとにご紹介いたします。
私はおよそ9年弱同じ会社に勤め続けた後、今年の4月1日に新しい職場に転職します。
これまでも私は前の職場で3つのチームで働いてきて、異動するたびに自分なりに素早いキャッチアップを意識して様々なことをやってきました。逆に自分のチームに新しいメンバーを受け入れる際にも工夫していたことがいくつかあります。
PHPカンファレンス福岡2024当日は、私が新しい職場に転職してほぼ3ヶ月経過しているので、実際どういった工夫を実施したのか・周りのメンバーからどういう支援を受けたのかを発表いたします。上手くいったことも、逆にそれほど上手くいかなかったこともあるかもしれません。
このトークは今後社会人になる予定の人、初めて社内で異動をする人、初めて転職することになる人にとって有意義なトークになることを目指します。
みなさんは OSS に contribute した経験はありますか?
すでに contributor の方もいれば、興味はあるけれど、一歩を踏み出す勇気がまだ出せていない方もいると思います。
かくいう私も、 OSS への contribute に興味はありつつも、その一歩が踏み出せずにいる一人でした。
そんな自分が、とあるきっかけで OSS に Pull Request を送り、 contributor になりました。
本トークでは、 OSS の contribute を躊躇していた私が OSS contributor への第一歩を踏み出せたきっかけについてお話しします。
実際に contributor になった経緯を余すことなくお話しします。
このトークを聞いたら、きっと OSS やコミュニティがもっと好きになりますよ!
(なぜ コミュニティ も? それはトークでのお楽しみ!)
WEBアプリケーションを安定的に運用する上で、多くの考慮が必要です。
私たちのチームは、PHPアプリケーションをAWS上で運用しており、コスト削減とセキュリティ向上の
課題に直面していました。
本セッションでは、AWS認定資格を取得する過程で得た知識を生かして、
これらの課題解決に向けての取り組みを、主に下記の内容について具体的にお話します。
・コスト最適化のために検討したサービスや設定の変更点
・セキュリティを強化するための機能やベストプラクティス
本セッションを通じて、明日から実践できる費用対効果の高いソリューションを見つけることができます。
インフラに関わる機会が少ない方でも運用への興味と意識が高まることでしょう。
みなさんモック大好きですよね?
外部依存から隔離してテストの実行を容易にする便利なものですもんね。
しかし、かの名著、オブジェクト指向設計実践ガイドでは、こう言っています。
モックを使用したテストは「夢の世界に生きる」状態を作る可能性があると。
この「夢の世界に生きる」という表現は、モック(スタブ)を使って現実から隔離された環境でテストを行う「理想の世界」を指すメタファーです。
現実世界とは異なる世界を作ってしまえるが故の脆さも表しています。
具体的には、モックの使用で実コードとテスト間のふるまい(インターフェイス)に乖離が生じ、テストの信頼性が落ちる可能性などが挙げられています。
では、モックの使用を避けるべきかというと、そうではないと思っています。
重要なのは、モックとの「上手な付き合い方」を見つけることです。
一緒に夢の世界でモックとの上手な付き合い方を見つけてみませんか?
エンジニア同士の繋がりを作る上でコミュニティの存在は重要です。
私が異業種からIT業界への転職を目指した際に、業界内の知り合いが少なく孤独感を感じていました。
そのような背景からエンジニアを目指す人達が一緒に勉強したり、情報共有できる場を作りたいと感じるようになり、
プログラミング学習コミュニティを立ち上げて運営しておりました。
活動内容は、LT会や交流会、勉強会を開催するなど多岐に渡ります。
コミュニティ運営をすることで学習に対するモチベーションを保てたり、繋がりの輪が広がるなど良い面もありましたが課題も多くありました。
本トークではコミュニティ立ち上げから閉じるまでに経験したことや、具体的な事例を運営者目線でシェアすることで、
コミュニティ運営の魅力やメリット、デメリットをお伝えします。
コミュニティ運営に興味のある方や、運営していて課題を感じている方にお届けしたいお話です。
普段何気なく使っているであろうORM。Laravelを使っていると、勝手にEloquentという便利なものが一緒についてきますよね。
新卒・中途採用でも初心者のPHPerの方と話していると、「生のSQLは全く書いたことがなくて…ORMでならデータ操作を表現できます」という方も少なくありません。
逆にずっと生のSQLを書いてきた人からは「生クエリならすぐ書けるのに、ORM使ってJoinやサブクエリ書くのめちゃめんどい」という声をよく聞きます。
では…
自由自在にORMがかければ生のSQLを知っておく必要はないでしょうか?
あるいは、生のクエリを自由自在にかければORMは必要ないでしょうか?
といわれると、そんなことはないですよね。
このセッションでは上記の疑問に触れつつ、「なんとなくORMを使っている」人に向けて「なぜORMを使うのか?」についてお話ししたいと思います。
巷ではOSSへのコントリビュートを推進するために、「ドキュメント整備だけでもコントリビュートになる」「コメントのタイポを探し出して送ればそれはコントリビュート」といった論調の記事が多く見られます。
プログラミングを始めて1,2年目の初心者であればそれでよいと思いますが、3,4年あるいは10年近くプログラミングをやってきた人がそれをして、果たして胸を張って"貢献"したと言えるでしょうか?
実際に、「OSS 貢献が就職の実績評価として扱われてしまっているので README の修正PR が大量にあふれている」といった記事もあります。
「そうはいっても何をコントリビュートすればいいかわからない」とお困りの方のために!
このセッションではこれまでZennなどへコントリビュートしてきた経験をもとに、本格的にOSSへコントリビュートするネタ探しのコツをお伝えしたいと思います。
コロナ禍を経て、オンライン/オフラインのイベントが以前よりも活況になり、アウトプットとしての「登壇」が重要になっています。
一方で、最初からアウトプットが得意というエンジニアは多くなく、特に「登壇」は経験の数が物を言うため、心理的ハードルが高く、上達が難しいものです。
私たちの組織では、アウトプット経験を養うために社内 LT 会を発足し、研鑽のための環境を作っていきました。
本発表では、発足する際の進め方や組織内の風土作り、開催・継続の中での学びについて話します。
【内容(予定)】
・前提や背景
・発足までの準備
・続けるために考えたこと
・得たものや今後の課題
【トークの目標】
・組織でアウトプットする文化を醸成するためのヒント
・アウトプットで得られる状態の理解
・開発以外の取り組みへのモチベーション
【目標としないこと】
・PHPに関連する技術仕様や設計思想などは話はしません
このセッションでは、チーム開発経験も浅い新卒エンジニアが、新卒研修で初対面のエンジニアとのコミュニケーションで悩み苦戦した経験から学んだことについて話します。
新卒研修では、初めての技術やスクラム開発で苦戦し、チーム開発に不慣れなメンバーで雰囲気が暗くなることやメンバーと衝突することもありました。
しかし、チームで議論やとチームの決断により、「この機能だけ動くようにしよう!」という方針を打ち出し、協力が強まり、開発スピードが向上しました。これがきっかけでコミュニケーションも増加し、開発も順調に進展しました。
以下の3点について重点的に話します。
対象
Cloud Run を使うことで、開発者はサーバーの管理を気にすることなくスケーラブルなウェブアプリケーションを簡単にデプロイできます。
使用量に基づいてオートスケールし、また100ミリ秒単位での課金なので、コスト効率が良い点も特長の一つです。Docker をサポートしているため、既存のコンテナイメージをそのままデプロイすることができます。
Cloud Run は常に進化を続けており、開発者の生産性を高める新機能が継続的に追加されています。
技術イベントでの自己紹介でも「好きなクラウドサービスは Cloud Run です」が連発されるまでになりました。
このセッションでは現在の Cloud Run が提供する機能を使い、実際に PHP のアプリケーションを動かすところまでの実演を行いながら、可能な限りわかりやすく Cloud Run の使いどころを共有します。
プログラミング界の十徳ナイフ、正規表現を使いこなせていますでしょうか!
正規表現は文字列処理において多くのタスクをこなせ、テキストエディタなどPHP以外の場でも利用できる汎用性の高い道具です。
しかしながら正規表現を自信をもって使えるようになることにハードルを高く感じる初心者も多く、曖昧なまま使い続ける中級者も多い技術でもあります。
このトークでは初心者向けの正規表現入門から、中級者にも役立つテクニック、Unicodeとの関連と正規表現の罠まで含めて、基礎を固めて使いこなせるようになるヒントをお伝えします。