s平面の左側

左側なので安定してます(制御工学の話は出てきません)

PHP Conference Japan 2021(オンライン)に参加しました

10 月 2, 3 日(土、日)に開催された PHP Conference Japan 2021 に参加しました。

phpcon.php.gr.jp

今年もオンライン開催で、YouTube Live + Discord のチャットという形式での参加でした。 それゆえ、特に写真や物が残る訳ではなく、ただ言葉で語るだけになりますが、今年もとても楽しかったです!

昨年は私用により参加していなかったため、オンラインでの PHP Conference Japan は初めてでした(オンラインカンファレンス自体は PHPerKaigi 2021PHP カンファレンス沖縄で経験済み)。

コロナ禍において、セッション内容を動画として配信することでのオンライン化はずいぶん前から行われてきましたが、やはりカンファレンスの醍醐味は他の参加者とのコミュニケーションにあると思っています。 それは特定領域の有識者であったり、技術や組織について悩んでいる人であったり、初めてカンファレンスに参加する人であったりするわけですが、そういった人たちの間で情報を交換することで知識の撹拌が行われて新しい価値が生まれるわけです。 私としてもその一片を担い、またその恩恵に与れるようにと、大半の時間を Discord のチャットで費やしていたように思えます。

もちろん、有益なセッションもたくさんありました。 それらはすでに他の多くのブログエントリや twitter を始めとする SNS で紹介されていると思うので、このブログエントリでは特に紹介はしません(そこまで書いているといつまでたっても書き上げられなってしまうので)。

また、私は 2 日目の大 LT 大会と、懇親会の場で計 2 回 LT をしました。

www.slideshare.net

www.slideshare.net

後者の ISUCON 参考実装については、本来ならレギュラーセッション枠で話したいような内容ですし、そのような声も実際聞きました。 しかし CFP の時期が ISUCON 予選の前であり、私が移植を行っていることが知られることで競技の公平性を損なってしまう懸念から、プロポーザルは見送っていました(懇親会 LT は当日募集だったので問題なし)。 そのうちブログに詳しい解説も書き、別の場所でもしっかりとお話したいと思います。

来年は 9 月 24, 25 日(土、日)の 2 日間開催で、開催形態は未定です。

昨今のコロナ禍で、オフラインのカンファレンスが恋しいと思う一方で、場所を選ばずに参加できるオンラインのメリットも捨てがたくなったようにも思えます。 ゆえに「オフラインとオンラインのハイブリットでのイベント開催」という形態がこれから望まれてくるよう思うのですが、そのあたりは知見はこれから積み上げていくものでしょう(なんせオンラインカンファレンスの知見自体がここ 1 年近くでやっと形成されてきた、くらいの感覚のため)。

それにあたって、これからのカンファレンス運営に携わる方々は、不確実や未知との戦いに挑むわけで、(いまのところ)1 参加者の立場の私としては感謝と畏敬の念を禁じ得ません。 心から応援していますし、また、何らかの形で力添えもできれば良いなとも思っています。

最後に、カンファレンスに携わったスタッフ、スポンサー、スピーカー、参加者、すべてのみなさま、今年も楽しい PHP Conference を体験することができました。 ありがとうございました!