楽しかったiOSDC Japan 2023が閉幕しました。運営の方々、準備・当日の運営まで、本当にお疲れ様でした！
今年もオフラインによる会場の運営とオンラインの同時開催であったことから、本当に大変だったのではないかと思います。
(運営の方々のTwitter(X)を見ていても、本当に大変そうでした。。)
自分は去年オンラインだけだったのですが、今年は少しオフラインでも参加できました！オンライン+オフライン開催していただけたことで、自分の環境に合わせた参加ができました。本当にありがとうございました。

今回のiOSDC Japan 2023にて、光栄なことにLTで3回目 + 初のオフライン登壇をさせていただきました！
聴いてくださった方々、ありがとうございました！

iOSDCはblogを書くまでがiOSDC！ということで、ブログを書かせていただければと思います。
(年1回、書いている時間もiOSDCを振り返れて楽しいです！)

1. 今年もプロポーザルを出そうと思った理由

今年もプロポーザルを出させていただこうと思った理由には2つあります。

1つは今年こそLTオフライン登壇したいという気持ちがあったためになります。
これまで2度iOSDCで登壇させていただいたのですが、両方ともオンラインでの登壇でした。オンラインも当然のことながら素晴らしいものでしたが、やはりオフラインで会場の雰囲気や聞いてくださる方を直接見ながらあの緊張感を感じて発表する、ということに非常に憧れがありました。
(どうしてもSPEAKERと書かれた名札をもらいたかったです！)

もう一つの理由はWWDC23のWhat's new in privacyを見たことでした。

このセッションを見ている中で、これまで自分が色々と対応してきたprivacyに関しての思い出が蘇ってきました。また、セッション内でも非常に多くのアップデートの情報が詰め込まれており、これはiOSDCで話してみたいぞと自然に考えており、プロポーザルを出そうと決めました。

2.3回目のプロポーザル通過

今年も光栄なことにプロポーザルが採択され、登壇する機会を得ることができました！
採択発表当日はやはりソワソワしてしまい、iPhoneをチラチラずっと見てしまっていました笑。そのiPhoneに下記画像のタイトルが見えた時に、自然と「よしっ！！」と声が出ていたことを覚えています。
通過するようにプロポーザルは書くのですが、やはり採択された時の喜びは格別です。

今年はオフラインでの登壇ということで、休日に家を空けることになってしまいます。子供が2人いてまだ小さいため、家族に時間をもらえるかをお願いさせていただきました。
快く協力してくれた家族には本当に感謝しかありません。

3.資料・発表の準備

今年も発表準備を開始していきました。
自分の覚えているprivacyに関する知識を振り返る、改めて確認するために過去のWWDCのセッションやKeynote、Newsroomを見返し始めました。
そうすると、自分の記憶から抜け落ちていたprivacy関連の情報が意外と多く出てくるとともに、「発表当時慌てたなぁ。。」とか「騒ぎになってニュースになったappとかあったな。。」とか色々な思い出が蘇ってきて、かなり楽しかったです。
(クリップボードとかATTとか、すごく話題になりましたよね。個人的には正確な位置情報でざわざわした記憶があります)

今回、資料作成完了時に前職の先輩にレビューをお願いしました。
実は、これまでの3回の登壇がありましたが、全てその方にレビューをお願いさせていただきました。
自分が転職しても快くレビューをしてくださり、本当にありがとうございます。

4.発表当日

3回目ということで、少し緊張感に慣れもあるかな？とちょっと期待したのですが、全くそんなことはありませんでした笑
むしろiOSDCが始まってから発表当日でもないのに緊張することが多く、これはオフライン登壇が初めてだからかな、とか考えていました。

そして当日は午後から会場入りすることができました。
まず最初に驚いたのが入り口横に設置されているフォトブースでした。おそらく参加者の方のアイコンによるモザイクアートになっており、自分のアイコンも見つけることができました。

そして受付を済ませたのですが、ついにSPEAKERの名札を手に入れることができました！
これは本当に嬉しくて、速攻で首から下げさせていただきました笑。
この名札をつけて企業ブースなどを回らせていただいた際に、「発表頑張ってくださいね」とお声がけいただくことが多く、本当に温かいカンファレンスだな、と改めて感じることができました。

発表までは企業ブースを回ったり、他の方の発表を聞いたりのんびり過ごさせていただきました。ただ、緊張からか口の中がカラカラになってしまい、水を3本くらいボトルで飲んでしましました。。

LT準備のために15:40ごろにトーク会場に入ったのですが、そこで驚いたのがトラックAとBの間の壁がなくなり、1つの部屋になっていることでした。
トラックAでの発表を聞いていたので、広さを把握していたつもりだったのですが、「あ、まだ広げるんだ。。。」と驚いてしまって、他の発表者の方と「広さやばいね」と話していました笑。

さて、実際の発表ですが本当に会場の雰囲気が良く、皆さんが真剣に聞いてくださる様子がとてもよく見えたため、非常に楽しく発表させていただくことができました！ありがとうございました！
今回はキングブレードが会場に用意され、会場にいる方々に1本ずつくばれておりました。発表者の推し色に合わせて会場が一色に染まり、トーク時間が残りわずかになると振っていただけることになっていました。
自分は趣味でライブに行くことが多かったのでよくキンブレを振ってはいましたが、まさか振ってもらえる側になることを想像していなかったので、非常に貴重な体験でした！ぜひまた来年もやってほしいなと勝手に期待しています！
(自分は推し色を青にさせていただきましたが、これは自分のよく行っていたライブで一番振っていた色になります。)

また、やはり立木さんのタイトルコールは最高ですよね。。。また今年も「ハセケンー！」と読んでもらえたこと、本当にいつも嬉しいです。。

発表が終わった後は、ビールとキンブレを持って他の方のLTを楽しませていただきました！どなたも発表内容の素晴らしさはもちろんのこと、スライドや発表方法に工夫が凝らされており、本当に素晴らしい発表でした。
(逆に自分の発表がちょっと堅苦しいものになっているので、このままでいいのかな、と直前で慌てたりしちゃいました)

5.3回目の発表を終えてみて

3回目の発表を終えて感じたのが、やはりオフライン登壇最高！ということでした。
オンラインでの登壇ももちろん素晴らしいものでしたが、やはり会場の熱気を感じ、同じ登壇者の方と挨拶を交わしながら登壇できるこのオフラインならではの体験は、変え難いものでした。

去年の反省点だった「声が小さすぎて爆音のドラを鳴らしてしまう」こともなく時間内で終わることもできたのでその点は良かったと思うのですが、やはり他の方に比べて自分の発表は堅苦しすぎたのかな、と思ってしまうところがありました。
ぜひフィードバックでどう感じたのか、教えてもらえたら嬉しいです。

6. 参加者としてオフラインに参加してみて

さて、これまでは登壇者としてのお話を色々と書かせていただいたのですが、少し参加者としてオフラインで参加してどうだったのかを書かせてもらえたらと思います。

まず最初に良かったと感じたのは、企業ブースでした。
これまで自分は参加してもあまり企業ブースは回らず、トークを聴いていることが多かったので、今年はゆっくり企業ブースも回ってみようかなと思っていました。
企業ブースでは社員の方が熱心にサービスを紹介してくださり、
あまり表に出ないような機材を触らせてもらったり、こんなこともしてたんですね！という発見が多くあり、楽しかったです！
また、企業ブースごとにどんな技術を使ってるんですか？などお話しすることで、お互いの状況のシェアやノウハウ共有、苦労話などができて非常に楽しかったです。

次に懇親会です。
実は会場を歩いている時から前職一緒だった方と多く会うことができ、お声がけいただいたりしていたのですが、懇親会でもさらに多くの方とお話しすることができました。皆さん元気にされているようで、お話できて嬉しかったです。
また前職一緒だった方が、現在勤められている職場の同僚の方を連れてきてくれることもあり、非常にたくさんの方々とお話しすることができました！
実行委員長の長谷川さんが仰っていましたが、「iOSDCコミュニティ」があったおかげで輪がどんどん広がり、またiOSDCという場があったおかげで久しぶりに前職の方と会えたかと思うと、本当に嬉しく非常に楽しい時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。
(その後2次会にも行き、たくさんのことをお話しすることができました。)

そして最後に、運営の方々の様子を直に見ることができたのも個人的には良かったです。
これだけの大規模のイベントを運営されるとなると、非常に多くの方が動かれており、またトラブルもつきものだと思います。
自分も想像はしていたのですが、現場は思っていた以上に多くの方がイベントを成功させるために動いていらっしゃる様子を見ることができました。
これまで以上に運営の方々への感謝の気持ちが大きくなったとともに、登壇者としても1参加者としても「これだけすごいイベントを運営してくださっているんだ、じぶんももっとめちゃくちゃ楽しむぞ！」という気持ちが高まりました！本当にありがとうございました！

6.最後に

今年もスピーカーとして登壇する機会をいただけまして、本当にありがとうございました。オンライン + オフラインの形式で非常に大変だと思うのですが、その形式のおかげで会場に行けない時もトークを聞いたりすることもでき、非常に楽しむことができました。本当にお疲れ様でした。

また、LTを聞いてくださった方々も、ありがとうございました。ぜひフィードバックをいただけたら嬉しく思います。

また来年も参加できるよう、1年頑張っていきたいと思います、ありがとうございました！

iOSDCはやっぱり最高でした！！