iOSDC Japan 2022 参加レポート

不思議なことに、昨年の iOSDC Japan 2021 の終わったのが ほんの数日前のような気がします

今回は、熱いうちにレポートを書いておきます。

公式サイト、ハッシュタグなど

私の参加方針

昨年(2021)

昨年は「とにかくたくさんのトークを聞きたい!」との気持ちで、休むことなくたくさんのトークを聞いてフィードバックしました。 その結果として、ありがたいことにベストフィードバッカー賞を頂きました。

今年(2022)

3 年ぶりに現地開催もある(オンラインと同時開催)ということで、私は現地で参加しました。 多くのトークを聞きたい気持ちは変わりませんが、現地でしかできない対話を大切にしよう(飢えてる)という思いが強く、また会場と自宅が遠いこともあり、タイムシフトでの視聴はほとんど行いませんでした。

感想

スポンサーブース

スポンサーブースは、全て訪問しました。 みなさん、各社サービスの紹介などもさることながら、抱えている課題や Swift の歴史にかかわる雑談など、たくさんされていました。前回(2019)の時と、印象が変わりました。

こういう単なる雑談は、ブース要員と来訪者が知り合い同士の場合はよく見かけました(そしてそういう内輪っぽい会話をしている場には近づき難い)が、私のような初対面の人とはあまりしていなかったように思えます。参加者と同じで、コミュニケーションに飢えている部分があったのでしょうか?

とにかく、スポンサー各社様の内情なども伺えて、とても有意義でした。

トーク

現地チケットの数を絞ったことから、人気のところにも「満員で入れない」ということはありませんでした。オンライン・オフライン同時開催におけるメリットのひとつですね。ただ、QA の時間はその場では取られなかったので「現地のメリットは?」と思わなくもなかったです。

トーク内容としては「Swift の文法が大きく変わった」という点を強く感じました。 新規開発で SwiftUI を使った案件が増えたこと、JavaScript などでは当然のように使われてきた async/await などが使えるようになり、コールバック地獄から抜け出せるようになったためでしょうか。

そういう意味で、もっとも印象に残ったのは たまねぎ さんの「20分でわかる!速習resultBuilder」でした。

SwiftUI の文法は元々の Swift の文法とは大きく異なりますが、とりあえず「こう書けば良い」で済ましてしまいがちです。 その文法がどうやって成り立っているのか、知ることは大きなステップアップになるでしょう。 SwiftUI で画面を組み立てたれるようになった(SwiftUI の文法に少し慣れた)ら、ぜひ見てみることをお勧めします。

フィードバックを忘れずに!

これだけ大規模で楽しいカンファレンスが実施できるのは、運営・スポンサー・スピーカーおよびトークの応募者、そして我々参加者の力があってこそです。 昨年の参加レポート にも書きましたが、参加者からのフィードバックがモチベーションとなります。

また、スポンサーについては「どれだけブースに立ち寄ってもらえたか」「どれだけアンケートの回答が集まったか」も、次回以降の継続可否に大きく関わります(実体験)。

  • トークのフィードバック
  • 全体アンケート
  • スポンサー各社からのアンケート

これらも、忘れずにフィードバックしましょう。

では、また次の iOSDC Japan 2023 で会いましょう!(そして私とも仲良くしてください)