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勉強したこと、趣味のこと。

iOSDC Japan 2021に初参加しました

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お久しぶりです、じゅぎのんです。ネットで活動するときの名義が結局定まりきらず、一部でじゅぎのんとしてやってきたもののおぎじゅんになりつつあります。

今日はiOSDC Japan 2021に初めて参加したので、その感想をサクッと書いていこうかと思います(#iwillblogを入れてしまったので)。

iOSDCとは

iOSDC Japan 2021はiOS関連技術をコアのテーマとしたソフトウェア技術者のためのオンラインカンファレンスです。 日本中、世界中から公募された100本を超える知的好奇心を刺激するトークの他にも、パンフレットに掲載された技術記事、参加者であれば誰でも作れる即興のトーク・アンカンファレンスなど、初心者から上級者まで楽しめるコンテンツがみなさんを待っています! (iOSDC Japan 2021 公式サイトより)

実は僕自身こういったカンファレンスに参加するのは初めてで、しかもiOSエンジニアとしてはまだ1年経っていないような自分でも理解できる発表はあるんだろうか、と思っていました。(Swift開発歴については以前の記事参考)

結論から言えば、想像以上に楽しめました。

「初心者から上級者まで」と謳っているように、かなりニッチなテーマを話されているセッションもあれば基礎的な内容やコードを全部理解できなくても楽しめるような発表もあり、初心者の自分でも糧になるものはたくさんありました。

聞いていてとても面白かった発表

iOSDC当日にリアルタイムで聞いていてとても印象に残ったトークはこんな感じ。

Day0 SwiftUI で実プロダクトを音速リリースした話 - AkkeyLabさん

fortee.jp

SwiftUIをプロダクトで採用した際の実際の使用例や、逆にSwiftUIでは解決できない(したくない)部分はどこだったのかなど詳しく解説されていました。

個人的にはスライドのデザインや発表の仕方でとても引き込まれるものがあり、簡単に理解できるような工夫がされていてとても良いなぁと思いました(小並感)。

実際にSwiftUIが採用されているアプリ「dim.」をダウンロードしてみましたが、ミニマルなデザインの中にもHapticがあったりタイトルの小さなアニメーションだったりUXにとても力が入れられているなぁと思いました。(寄付したことでもらえるステッカーもよい)

就職後の実務ではなかなかSwiftUIに触れることは難しいかもしれないですが、個人開発では取り入れられるようにどんどん試していってみたいなと思います。

Day1 noteのiOSアプリで実装したアクセシビリティの全て - fromkkさん

youtu.be

fortee.jp

iOSDCの感想ブログやスポンサーブログでもよく使われているnoteの、iOSアプリでのアクセシビリティのお話です。

アクセシビリティ、単語は知っているし意味ももちろん知っていましたが、実際にどういう部分に対応することでアクセシビリティを満たしたと言えるのか正直全然知りませんでした。

トークでは盲目のユーザーを対象にしたVoiceOver対応について詳しくお話されており、実際のプロダクトではどういった部分に修正を入れなければならないのかを具体的に紹介してくださり、とても面白かったです。

あとやっぱりスライドや動画のデザインもすばらしく、見ていて心地いい発表でした。

noteのサービス自体のデザインもとてもかわいくて使いやすいし、そういった小さな心配りがすべてnoteのサービスに繋がっているんだろうなぁと思いさらにnoteが好きになりました(なのにはてなブログでごめんなさい)。

Day2 あらゆる情報を楽に正しく String にフォーマットする - 令和2021年から脱却せよ - treastrain / Tanaka Ryogaさん

fortee.jp

Swiftで開発するときにほぼ必ず使うであろうFormatterについて深掘りしたトークです。

ここのトークは他のトークよりも長い40分の発表でしたが、本当に面白くて40分あっという間でした。

日付や時刻を変換するときに使うDateFormatter以外にもFormatterができることはめちゃくちゃ多くて、一瞬で実装できてかつ自前で実装するよりも正確(他言語対応も含め)であるということで、使わない手はないなと思えました。

個人的には燃費で馬力換算してくれるのとか需要どこにあるねん、て感じでめちゃくちゃ面白かったです。

*追記 馬力はエネルギーの話でした・・・・・

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Formatterだけで単位換算アプリ作れちゃうんだなぁと聞きながら思っていましたが、それ以外にどうやって実際に使われているのか使用例が見てみたいですね…

冒頭の寸劇でスライドと同様にニコ生でも発表者さんがコメントを流しているのかと思いきや、普通に視聴者さんがまるでリンクしているかのようにコメントしていたとask the speakerで知った時はビビりました。


Day0-2のそれぞれ一番印象深かったトークを紹介しましたが、もちろんこれら以外にも本当に面白いトークばかりで3日間が一瞬でした。

3日間が一瞬だった原因はそれだけではありません。なぜなら…

iOSDCチャレンジがあったからです。

自分は初参戦だったので去年も同様の企画があったことはDay2で初めて知ったんですが、iOSDCチャレンジとは:

「iOSDCトークン」を探してスコアを獲得し、そのスコアの合計を競う全員参加型の企画です。 iOSDCトークンは # (シャープ)から始まる文字列で、パンフレット内や公式サイト、スポンサー各社のブログ記事、各種ノベルティなどに隠されています。

パンフレットを見たときに早くこれがやりたいと思っていて、チャレンジページが公開されてすぐに入力をはじめました。

上位の方のブログでスプレッドシートで管理されている方もいて、さすがに敵わんな、という感じです。

僕は事もあろうにノベルティボックスを早々に解体して廃棄してしまっていて、フライヤーなども一通り読んで手元にすでになかったのでそういったところにもあると知った瞬間に絶望しました。

ところがDay1に入って公式がノベルティの写真を上げてくださり、これには本当に助けられました。

またDiscordでもヒントになる会話をされていたり(特にnoteの「#ファッシ…」や「#音楽」の部分)、ブログリンクを上げてくださる方もいてそのおかげでなんとか5位に入ることができました!

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「うさぎかわいい」とコメントしてくださった方、ありがとう

チャレンジ中はずっと7位〜13位あたりをウロウロしていて、これって何位以上の人がプレゼントもらえるんだろう…と思って最後の#クロージングを見ていて、「5位の方はこちら!」と言われた瞬間に結構絶望しました。

14時~15時のポイントが隠れている間に見つけた数個のトークンで僅差で5位になることができ、無事「育てるタオル」なるものをいただけることになりました〜!(本当にありがとうございます)

自分が回答できなかったトークンみましたが、#にゃんチャレと#三日坊主防止だけはどこにあるのか本当にわかりませんでした。(twitterも見たんだけどなぁ…)

あとは#iOSDC2021を入れていなかったのはマジで恥ずかしかったです。

discordで最後にトークンについてすこしだけチャットできてよかったです笑


今回は参加者ということで、チャレンジに入賞したことで名前も一応載せていただくことはできましたが、やっぱり自分も何かしら発表してみたい!

来年からはiOSエンジニアとして社会人になるわけですが、こういった場で盛り上がるような話題を提供できるような、そんなエンジニアになりたいと思いました。

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がんばりま〜す