Firebase Firestoreを利用したiOSアプリをCatalystに対応してリリースするまで by かっくん

iOSDC Japan 2020
LT(5分)

Firebase Firestoreを利用したiOSアプリをCatalystに対応してリリースするまで

fromkk かっくん fromkk
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WWDC 2018でmacOS Mojaveの一部のアプリケーションにUIKitをmacOSに対応したアプリケーションが搭載されることが発表されました。
さらに、翌年のWWDC 2019にてその機能が開発者向けに「Project Catalyst」として公開されました。
Catalyst対応はXcodeでチェックを一つ入れるだけで簡単にビルドをすることが可能です。
しかし、Firebase Firestoreを利用しているプロジェクトではうまくビルドができませんでした。
原因の例をあげると、

  • 何故かCatalystの時だけTeamの設定が必要なライブラリが現れる
  • Catalystに対応していないライブラリがある
  • そもそもCatalystに対応していない機能がある
    などです。
    それらの対応をしたり機能のハンドリングをして、ようやくビルドができていざリリースしようとすると今度はArchiveに失敗します。
    それでもリリースはしたかったのでFirebaseなどのGitHubのIssueを眺める日を過ごしていると、少しずつ解決の糸口が見え始め、最終的にはリリースすることができました。
    本トークでは上記のようなトラブルに見舞われながらもなんとかリリースに漕ぎ着けるまでをご紹介しFirebase Firestoreを利用したアプリケーションのCatalyst化のリリースの方法をご紹介します。