iOSではAVAudioPlayerを使ってオーディオファイルを再生できたり、AVAudioEngineでエフェクトを簡単に色々かけられたりしますが、「もうちょっとこんなことができたら良いのに…」と思うこともあるのではないでしょうか。そんな時は、AudioUnitを使って独自に処理を実装すると解決するかもしれません。
そうは言っても、オーディオの処理を安定して処理させるには、通常のiOSのプログラミングでは扱うことのない知識が必要となってきます。マルチスレッド、C・C++、デジタル信号処理…。
このトークでは、オーディオのリアルタイム処理を実装するにあたって、どのようなことを考慮しなければならないか、オーディオファイルの再生処理のサンプルコードを元にお話しします。