広告配信処理のiOSアプリ機能としての実装 by 樋口雅拓

iOSDC Japan 2019
レギュラートーク(30分)

広告配信処理のiOSアプリ機能としての実装

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一般的に広告はサーバから最適なものを取得し、アプリではそれを表示しています。本件では最適な広告を取得する処理をアプリ機能として実装した事について共有します。
メディアアプリの開発は簡単で退屈と思われがちです。それは多くの機能をサーバ側で実装し、アプリでは表示するだけのように見えるためです。しかし、アプリ側に機能を実装することで、より良いユーザ体験を届けることができます。

具体的にどんな内容を話すか

広告システムは、入稿、配信、計測、レポートの4機能で構成されています。これを順番に説明していき、アプリ機能として実装している配信と計測について以下の部分を重点的に話します。
広告は画面ごとに同じものが表示されているように見えますが、閲覧者ごとに違うものが表示されています。例えば真珠のネックレスの広告は「奈良県にいる宝飾品に興味がある50代女性」だけに表示されるよう設定されています。この制約条件の実装方法について話します。
また、Cellが表示された回数を代理店や広告主にレポートする必要があるため、計測の定義や実装について話します。

聴講者が得られるもの

広告メディアアプリについて理解が深まります。また、サーバ処理をアプリ機能として実装するモチベーションが湧きます。

聴講対象

  • メディアアプリ開発は簡単で退屈だと思っている方
  • メディアアプリに興味がある方
  • アドテクに興味がある方
  • サーバ処理をアプリ実装することでユーザ体験を向上させたい方